和名:カナブン
学名:Rhomborrhina japonica
大きさ:23〜29 mm
採集できる季節:6〜8
採集できる場所:奈良教育大学理科棟前の吉備塚古墳(きびづかこふん)のクヌギの木の樹液(じゅえき)に集まっていました
説明:樹液やじゅくした果実にあつまり、花にくることもあります。カブト虫やクワガタを採集(さいしゅう)するときには、よいっしょに観察(かんさつ)されます。

本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)、屋久島(やくしま)、対馬(つしま)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 銅(どう)色、あるいはミドリ色っぽい銅色。
  • 前胸背(ぜんきょうせ:むねのせなかがわ)の両側には点刻(てんこく)がたくさんあります。
  • 上翅(じょうし:うえのはね)の点刻は、横ながです。
  • 後胸板(こうきょうばん)のまん中には、たてミゾがあります。
  • ♂では腹節(ふくせつ)の1〜3節まで、たてミゾがありますが、♀には後胸板でとまっていて、腹節にはかすかに見えるくらいです。
  • 良く似たものに、アオカナブン (学名:Rhomborrhina unicolor )がいますが、こちらは、あざやかなミドリ色の金属(きんぞく)光沢(こうたく)をもっています。からだも細長いので、みわけがつきます。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑II (甲虫編)北隆館

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